投稿者「徳島県立文学書道館」のアーカイブ

文学講座「あなたも小説が書ける 清水良典の創作講座」 (講師/清水良典)

小説作品の実例から学ぶと同時に、書いた作品を互いに批評しあいます。創作経験を重ねるだけでなく、作品の個性や長所短所を見抜く批評眼を身につけることが目標です。自分の作品を膨らませてみましょう。

日時 / 6月21日、7月19日、8月16日、9月20日(各土曜日)14:00~16:00
対象 / 作家デビューを目指している人(18~59歳まで)
定員 / 35人(申込多数の場合は抽選)

戦後80年 寂聴と戦争

瀬戸内寂聴(1922-2021)は、日本が太平洋戦争に向かうさなかに青春時代を過ごしました。日本占領下の北京での結婚生活、中国からの引き揚げ、徳島大空襲での母の死-。寂聴の戦争体験は、出家後の反戦活動へとつながりました。戦争が寂聴の人生と文学にどのような影響を与えたのかを、戦後80年の節目に振り返ります。

関連イベント
〇5月10日(土)14:00~15:30(定員150人・要申込・申込締切4月22日)
講演会  「いくつもの戦いと和解」/講師:尾崎真理子(文芸評論家)

〇4月12日(土)、5月17日(土)11:00~11:30(申込不要・要観覧券)
展示解説/講師:和田輝(文学書道館職員)

小坂奇石-大分に残る名品

昭和を代表する書家・小坂奇石は、書道研究団体「璞社(ぼくしゃ)」の会長として、九州に年に2度、20年以上にわたって足を運び、門人たちを指導しました。このうち大分県では、奇石の教えを受けた人々によって書風が受け継がれ、多くの奇石作品が愛蔵されています。
本展では、その中から当館初公開の作品47点と関連資料を展示します。

〇2月16日(日)10:30~12:00(要申込)
トーク「小坂奇石と大分」 牧泰濤、戸口勝山、柗嵜六郷

〇3月2日(日)、15日(土)11:00~11:30(申込不要・要観覧券)
展示解説 立石充(当館学芸員)

編集者・谷田昌平と第三の新人たち 徳島編

遠藤周作、吉行淳之介、安岡章太郎、小島信夫、庄野潤三ら“第三の新人”の小説は、文学の新たな可能性として谷田の目に映りました。少年時代を徳島で過ごし、時代の風を読みながら多くの名作を世に送り出した編集者・谷田昌平の仕事と生涯に迫ります。

関連イベント
〇12月22日(日)14:00~15:30(定員150人・要申込・申込締切12月1日)
講演会  「“第三の新人”の文学の魅力」/講師:富岡幸一郎(文芸評論家)

〇1月12日(日)14:00~15:00(定員150人・要申込・申込締切12月22日)
講演会 「谷田昌平さん、文芸出版の大恩人」/講師:池田雅延(元・新潮社編集者)

〇1月19日(日)14:00~15:00(定員150人・要申込・申込締切12月27日)
朗読会「文学座俳優が読む第三の新人」/出演:瀬戸口郁ほか

山下富美-“生活の炎”を見つめた歌人

徳島市生まれの歌人・山下富美は、70年にわたって歌人として活躍し、徳島新聞の歌集評を長く担当するなど、歌壇に大きな足跡を残しました。「歌は生活の炎のようなもの」と言い、実生活と自我とのはざまで揺れる心情を情熱的に詠み続けた富美の、ひたむきな人生と作品を紹介します。

11/17 ことのはロビーコンサート 正木光恵(ジャズヴォーカル)、安次嶺悟(ピアノ)、魚谷のぶまさ(ベース)

11月17日(日)14:00~15:00
< 要申込・定員170人(抽選)・申込期間:9/27~10/27 >

<申込方法 >
はがき・ファックス・メールのいずれかに、郵便番号・住所・氏名・電話番号・「11月17日 ロビーコンサート希望」と明記し、申込期間内必着でご応募ください。当館1階受付でもご応募可能です。グループでのお申し込みは3人まで。抽選結果は、はがきでお知らせします。

住所:〒770-0807 徳島市中前川町2-22-1
TEL:088-625-7485
FAX:088-625-7540
E-mail:kotonoha@bungakushodo.jp

源氏物語と日本古典文学-石川九楊展

書家・評論家の石川九楊(いしかわ きゅうよう)は、現代における書の表現を追い求め、これまでに2000点を超える作品を制作しています。評論と制作を通して現代美術のような独自の世界観を持つ書を生み出し続けています。本展では「源氏物語書巻五十五帖」の全作品を公開するほか、「歎異抄」「徒然草」など日本の古典文学を題材にした作品を展示し、独創性あふれる石川九楊の世界を紹介します。

〇10月6日(日)14:00~15:30(要申込・申込締切 9月20日)
講演会「ひらがなの世界」 石川九楊

〇10月20日(日)、11月2日(土)11:00~11:30(申込不要・要観覧券)
展示解説 松山佳代(当館学芸員)

書道講座「書の鑑賞 鑑定から鑑賞へ」

長年にわたり日本の書の歴史や文化を研究し、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士としてもおなじみの増田孝さんに、書の鑑賞方法についてご講演いただきます。

講師 / 増田孝(書跡史学者)
日時 / 11月24日(日)10:30~12:00 ※申込締切:10月31日
定員 / 150人

秋の文学講演会

Ⅰ いま純文学を書くということ。十周年で刊行した三作品
講師/上田岳弘(作家)
日時/10月13日(日)14:00~15:30 ※申込締切:9月22日

Ⅱ 荻野アンナ話こんな話
講師/荻野アンナ(作家)
日時/11月10日(日)14:00~15:30 ※申込締切:10月20日