ろう者特有の日常生活におけるコミュニケーション手段は、ろう者の言語である『手話』です。手話は「観るコトバ」の表現であり、「観るカラダ」の表現、「観るモノ」の表現、「観るオト」の表現でもあります。―――これらの特有の文化は、ろう者の生活環境から生まれました。
そして、ろう者の視覚的に優れた表現を聴者の芸術と融合した舞台を創造し、今まで観たことのない芝居を、多くの人たちに観ていただきたいと思います。
※本公演は100名限定。
- UKIYOE北斎
“私は絵を描く画狂老人である”奇才浮世絵師、北斎が舞台に蘇る。ろう者の俳優、演出家、劇作家である庄崎隆志
俳優・人形遣い:庄﨑隆志
コントラバス:田嶋真佐雄、田辺和弘
- 手話で見る「傾城阿波の鳴門」
手話通訳というイメージの枠に収まらない、人形と手話通訳者が融合する表現によって、徳島の定番の阿波人形浄瑠璃を、ろう者も聴者も一緒に楽しんでいただきたいと思います。。
出演
太 夫:竹内雅代
三味線:鶴澤友輔
人 形:阿波人形浄瑠璃研究会青年座
手 話:徳島県手話通訳問題研究会