歌舞伎の勘亭流や、相撲文字、寄席文字などジャンルごとに独自の文字を生み出した江戸時代。
丸みのある極太の線で書かれた浄瑠璃文字は、七五調の美しい詞章とともに、声の調子や語り方まで表現しています。太夫は、浄瑠璃が記された床本に敬意を表し、押し戴いてから語り始めるのです。文字や書、そして浄瑠璃に込められた日本の美意識を感じていただければ幸いです。
- 天羽汕景書展
期 間/令和5年3月25日(土)〜4月9日(日)
浄瑠璃の詞章を書で表現した作品や浄瑠璃文字で書かれた作品など、「伝統とモダンの融合」をテーマに、意欲的に創作活動をつづける天羽汕景(あもうさんけい)の作品をお楽しみください。
●特別イベント「浄瑠璃と書のライブパフォーマンス」
〜浄瑠璃の語りに合わせて、浄瑠璃の詞章をライブで書作品に仕上げます。〜
日時/令和5年3月26日(日)15:00〜16:00
※チケット販売・予約受付開始 阿波十郎兵衛屋敷にて2月19日(日)9:30〜
観覧料/
1,000円(入館料含む)
定 員/
100名限定
出 演/
書 天羽 汕景
太 夫 (友和嘉会)大橋后代、長野紫寿
三味線 竹本友和嘉
演 目/
壺坂観音霊験記 沢市内の段より
生写朝顔日記 宿屋の段より