書家・評論家の石川九楊(いしかわ きゅうよう)は、現代における書の表現を追い求め、これまでに2000点を超える作品を制作しています。評論と制作を通して現代美術のような独自の世界観を持つ書を生み出し続けています。本展では「源氏物語書巻五十五帖」の全作品を公開するほか、「歎異抄」「徒然草」など日本の古典文学を題材にした作品を展示し、独創性あふれる石川九楊の世界を紹介します。
〇10月6日(日)14:00~15:30(要申込・申込締切 9月20日)
講演会「ひらがなの世界」 石川九楊
〇10月20日(日)、11月2日(土)11:00~11:30(申込不要・要観覧券)
展示解説 松山佳代(当館学芸員)