徳島は、全国で最も多くの人形浄瑠璃団体が活躍しており、大人の団体だけでなく、小学校から大学までの人形浄瑠璃の部活動やクラブも盛んに活動しています。
本公演では、阿波人形浄瑠璃の将来を担う後継者11団体及び個人が出演し、日頃の成果を発表します。徳島の定番「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」をはじめ、童歌を交えながら子どもの人形達が微笑ましく遊ぶオリジナルの演目「太郎と花子のわらべ歌遊び」、鼓にあわせておめでたい人形が20体以上登場する徳島ならではの一人遣いの人形芝居「箱まわし」、太夫と三味線による人形浄瑠璃の音楽「素浄瑠璃」や三味線メドレーなど個性豊かで多彩な演目の数々を上演します。
また、初日(12月11日)には、あすなろバレエスタジオをゲストにお招きし、人形浄瑠璃の「三番叟」を舞踊にアレンジした創作舞踊「SANBASO」を披露します。