一流レストランのスーシェフとして働くカティ。夢はいつか自分のレストランを開くこと。だが、シェフと大ゲンカして店を飛び出し、ようやく見つけた職場は移民の少年たちが暮らす自立支援施設だった。質より量、まともな食材も器材すらない。不満をぶつけるカティに施設長のロレンゾは少年たちを調理アシスタントにするアイデアを提案する。
移民大国フランス。様々な事情を抱え、危険を冒して単身フランスにたどり着いた未成年の移民たち。彼らを調理師として育成し、フランスでの安定した暮らしを手に入れさせようと奮闘する実在のシェフをモデルに、これまでもフランスが抱える深刻な問題を社会派コメディとして発表してきたルイ=ジュリアン・プティがメガホンをとった。
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