2011年3月11日に起こった東日本大震災で、宮城県石巻市の大川小学校は津波にのまれ、全校児童の7割に相当する74人の児童(うち4人はいまだ行方不明)と10人の教職員が亡くなった。
地震発生から津波到達までには約51分、ラジオや行政の防災無線で情報は学校側に伝わりスクールバスも待機していた。にもかかわらず、学校で唯一多数の犠牲者を出した。
この惨事を引き起こした事実・理由を知りたいという親たちの切なる願いに対し、行政の対応には誠意が感じられず、その説明に嘘や隠ぺいがあると感じた一部の親たちは真実を求め、石巻市と宮城県に対して国家賠償を求め提訴に至る。
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