平成30年7月、重要無形文化財保持者として「義太夫節保存会(東京都中央区)」の会員に追加認定された義太夫節太夫の竹本友和嘉さん(徳島市)と、淡路人形座の三味線奏者・鶴澤友勇さんの2人が、語り音楽「浄瑠璃」の魅力を広めていこうと立ち上げた女流義太夫の「阿波路会」による公演を開催します。
本公演では、愛人と行方不明になっている夫を思い続ける妻お園そのと、その家族が織りなす人間ドラマを描いた浄瑠璃の名作「艶姿女舞衣 酒屋の段」を上演します。上演前には正井良德(公益財団法人淡路人形協会理事長)さんによる同外題のわかりやすい解説もあり、初めての方でも浄瑠璃の魅力をよりお楽しみいただけます。
鶴澤友勇さんの太棹三味線の伴奏と竹本友和嘉さんの登場人物の台詞や心情、情景などの語りが対となり創りあげる物語の世界感を、よりじっくりとお聴きください。
■出 演
太 夫:竹本友和嘉
三味線:鶴澤友勇
解 説:正井良德(公益財団法人淡路人形協会理事長)
※未就学児の入場はお断りいたします。