邦楽、地域、銀行は社会の変化により現在それぞれ厳しい課題を持っています。その一方で、新たな未来も見えてきています。
一見、繋がりのなさそうな三者ですが、お互いに課題を共有することで、業界を超えて連携して取り組める施策を見つけたり、自業界になかった考えを聞くことで課題解決へのヒントが導き出せるかもしれません。
今回のシンポジウムでは、パネリストがさまざまな立場から現状分析、課題の共有を行い、その解決に向けて意見交換を行います。
参加者の皆様も、ぜひ一緒に持続可能な業界の在り方を考えていきましょう!
【プログラム】
和軸のご紹介・企画の趣旨説明(藤本 玲)
各業界関係者からの提言
・「邦楽の今と未来(仮)」(田中 隆文)
・「銀行が取り組む地域課題の解決(仮)」(日下 智晴)
・「ICTを活用したコミュニケーション(仮)」(櫻樹)
・「伝統文化会議の立ち上げ(仮)」(藤本 草)
質疑応答
まとめ(藤本 玲)
※プログラムの内容は一部変更となる場合がございます。
※「邦楽」とは
一般社団法人 和軸 および当イベントでは「日本の楽器で“奏で・歌い・踊る”音楽」を「邦楽」と定義しています。
※ 今回の参加費は、和軸の理念に関連する活動に活用させていただきます。
【パネリスト/ファシリテーターの紹介】
〇日下 智晴(日下企業経営相談所代表/元・金融庁 地域課題解決支援室長 兼 監督局地域金融企画室長
1961年広島県生まれ。
84年神戸大経営卒、同年広島銀行入行。
97年総合企画部課長代理、2006年企画室長、07年担当部長。
その後融資企画部長、大阪支店長、リスク統括部長を歴任し、15年10月広島銀行を退職。
15年11月金融庁に転職し、初代地域金融企画室長。
18年7月より地域金融生産性向上支援室長、19年7月より地域課題解決支援室長兼務。
21年9月金融庁退職。
現在、日下企業経営相談所代表。
〇田中 隆文(邦楽ジャーナル 編集長)
1955年生まれ。87年「情報と本音の雑誌」を旗印に月刊誌「邦楽ジャーナル」を創刊。06年邦楽アソシエーションを創設して和楽器業界月刊紙「和楽器文化」を創刊。06~10年NYで「Hogaku:New Sounds of Japan」プロデュース。10年「宇宙箏」を小川楽器と製作。12年京都で、18年ロンドンで、21年和歌山で国際尺八コンクールを制作。
〇藤本 草(公益財団法人 日本伝統文化振興財団 顧問)
伝統芸能、民族音楽、クラシックを専門分野とする音楽・映像プロデューサーとして1000タイトルを超える音楽・映像作品を制作。
文化庁芸術祭大賞、毎日出版文化賞、レコードアカデミー賞等を多数受賞。東京都文化発信プロジェクト委員、国立劇場専門委員等を歴任。
著書に「アーカイブのつくりかた」(共著、勉誠出版)ほか。
〇櫻樹(ほうがくのわ 代表)
和楽器音楽プロモーション&企画屋
和楽器音楽好きが集い、相互交流を楽しんだり、情報交換やコラボレーションを実現したりするための場を作りたい!という思いで、2007年に「ほうがくのわ」を立ち上げ活動開始。
「ほうがくのわ」の活動として、Webコンテンツ・動画・デザイン制作、楽譜出版、グッズ開発、情報発信、イベント企画などを行うほか、和軸の活動では主にWebプロモーション担当として参画。
〇藤本 玲(一般社団法人 和軸 代表理事)
40年にわたり学校邦楽部活動の指導をライフワークとして、徳島県内の7つの箏曲・邦楽部の立ち上げや再部に関わる。
卒業後の受け皿として「徳島邦楽集団」創立。さまざまな邦楽活動の他、2011年仲間と一緒に「NPO法人 全国邦楽合奏協会」を創立。2021年に邦楽のポータルサイトを目指して「一般社団法人 和軸わじっく」を立ち上げる。
〇谷 益美[ファシリテーター](株式会社ondo 代表)
株式会社ONDO代表取締役。
早稲田大学ビジネススクール非常勤講師。専門はビジネスコーチング及びファシリテーション。企業、大学、官公庁などで対話型研修など、年間約200本の実践的学びの場作りを行う。2015年及び2019年、優れた講義を実施する教員に贈られる「早稲田大学Teaching Award」を受賞。雑誌やウェブサイトへの記事寄稿、取材依頼等多数。