瀬戸内寂聴は若い頃から古典に親しみ、「源氏物語」ほか多くの作品の現代語訳や小説化・脚本化を行っています。本展では「寂聴の愛する古典の女たち」をテーマに、額田王(『万葉集』)、朧月夜(『源氏物語』)など10人を取り上げます。
また、寂聴は出家後、京都に寂庵を建て、庭を造ると、お祝いに榊莫山など友人たちが木の苗や花を植えていきました。その庭の変遷や友人たち、寂庵の四季を紹介する「寂庵の庭とゆかりの人々」を併催します。
<関連イベント>要申し込み
〇4月17日(土)14:00~15:00
展示解説と朗読
※定員に達したため、申し込みは締め切りました。
〇4月24日(土)14:00~15:30
古典作品解説「『私の好きな古典の女たち』から」(定員30人)
講師/堤 和博(徳島大学大学院教授)
〇5月1日(土)14:00~15:00
講演会「石山寺と古典の女たち」(定員30人)
講師/鷲尾龍華(石山寺責任役員 塔頭法輪院住職)
〇5月15日(土)14:00~15:30
講演会「今、作家であるということ」(定員100人)
講師/井上荒野(作家)