ドイツ・オーバーハウゼン市にあるドイツ国際平和村には、紛争や内乱に巻き込まれ、傷ついた子どもたちが治療やリハビリを受けながら暮らしています。平和村が設立されて53年が経過しましたが、世界のどこかで子どもたちが犠牲になっている状況はいまだ変わりません。
平和村の運営には、子どもたちの渡航費、生活費など多額の資金が必要です。これらは多くの方々からの寄付でまかなわれ、ボランティアも多く参加しています。
2007年度より鳴門市ドイツ館関係者を中心に、「徳島?ドイツ平和村支援の会」を立ち上げ、支援活動を行っております。毎年フリーデンスフェストを開催し、集められた収益を平和村へ送金する活動を継続してまいりましたが、新型コロナウイルスの影響を鑑み、残念ながら中止と致しました。昨年に続き今年も送金活動はできませんが、平和村の現状をひとりでも多くの方たちに知っていただきたく、ドイツ館にて特別展示を開催する運びとなりました。
特別展示では、ドイツ国際平和村での子どもたちの生活の様子や、ドイツに来る前から帰国するまでの流れなど、写真を見ながらわかりやすくご覧いただけます。ぜひお越しください。
※3/22(月)は、休館となります。