阿波十郎兵衛屋敷では、人形浄瑠璃とともに日本の伝統文化に触れる機会を設けていきたいと考えています。
本講座では、講師に、香川県の「丸亀竹うちわ夢風(ゆめかぜ)」河野竹克さんをお招きし、薄く軽やかで丈夫な阿波和紙と、真竹のしなやかさを最大限に引き出す丸亀うちわの技術の出会いによって生まれる、日本一心地よい風のうちわを制作します。
まず、参加者のみなさまには、うちわの形(扇形または小型丸)と和紙を選んでいただき、「貼立(和紙を貼って乾燥)」から「へり取り(うちわの周囲にへり紙と呼ばれる細長い紙を貼る)仕上げの作業まで行います。
また、和紙を貼って乾燥する間には、講師の実演・解説と、もう1本「小型異形うちわ」で柿渋塗り体験もあります。ご自身で制作したうちわと、柿渋塗り体験で使用したうちわの計2本を当日お持ち帰りいただけます。
自分だけのオリジナルうちわで、蒸し暑い夏を元気に乗り越えましょう
●内容
①うちわの形と和紙を選ぶ。(扇形or小型丸)
②貼立(はりたて)
→和紙を貼って乾燥させます。
☆乾燥中に
③講師による解説・実演
④「小型異形うちわ」の柿渋塗り体験
⑤型切り
→たたき鎌を当て木槌で叩いて、骨と和紙を切り落とす。
(小型丸うちわのみ)
⑥へり取り
→うちわの周囲に「へり紙」と呼ばれる細長い紙を貼る。
■講師
丸亀竹うちわ夢風 河野竹克氏
■定員
10名(先着順)
■お申込み/
7月12日までに徳島県立阿波十郎兵衛屋敷へ
電話かメールでお申込みください。