日本の伝統的な様式や美学に則り、石や植物など自然の素材を使って四季折々に鑑賞できる景観を作り出す日本庭園。季節や時間、天候によって様々な表情を見せる自然の木々や植物は、日々刻々と変化し、一期一会の美しさに満ち溢れています。
昨年大好評だった阿波十郎兵衛屋敷の母屋(和室)の中に造られた2日間限定の庭。
今年は母屋の室内だけでなく、およそ300年前に板東十郎兵衛が築堤した「鶴亀の庭」、屋内・屋外の二つ庭が調和した、趣きのある空間美を庭師グループ「紡tsumugi」が造りだします。
作庭にあたり使用される木々・植物は根付きのもので、呼吸し、生き続ける自然のみずみずしさを間近で感じていただくとともに、初日(5月23日)にはお茶席を設けますので、紡の2日間限定の庭と江戸時代から残る「鶴亀の庭」、2つの庭園を眺めながらゆったりとした時間をお過ごしください。
日本庭園、お茶、人形浄瑠璃と、日本の美しさを併せてお楽しみください。
■作庭/紡tsumugi(尾形優ほか)
■呈茶/茶道裏千家正教授 春藤宗美社中
※5月23日(土)10:00~15:00
※当日お茶券をお買い求めください。
(お一人500円)
■協力/鳴門造園資材有限会社