毎年、恒例!でも今年は、最初に中村隼人によるご挨拶があります!!
今年の演目は、『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』と『身替座禅(みがわりざぜん)』。
『双蝶々曲輪日記』は、仲秋の名月を翌日に控えた京都を舞台に、互いを思いやる親子の苦悩と情愛が描き出される義太夫狂言の名作です。明かり取りの天窓(引窓)を舞台装置として巧みに用いながら、美しい月明かりのもとで展開する心温まるひと幕をご堪能ください。
また、『身替座禅』は、狂言の大曲「花子」をもとにした舞踊劇です。現代にも通じる夫婦のやり取りがユーモアたっぷりに描かれます。松羽目物に相応しい格調と品格のなかに、可笑しみが溢れる舞台となっています。
【出演者】
中村錦之助、中村隼人、市川笑三郎、市川青虎、上村吉弥ほか
【関連イベント】
歌舞伎ナビ
事前勉強会で歌舞伎をもっと身近に!
「松竹大歌舞伎公演」に先立ち、歌舞伎初心者の方にも歌舞伎の楽しみ方がよく分かる事前勉強会「歌舞伎ナビ」を今年も開催いたします。実際に上演される演目『双蝶々曲輪日記』などの解説を通して、歌舞伎の“楽しさ”“面白さ”をわかりやすく解説いたします。
〈日時〉:令和6年10月14日(月・祝)10:30~12:00
〈場所〉:あわぎんホール5階 会議室6
〈講師〉:河野稔治(たのしむ歌舞伎ナビゲーター)
〈受講料〉:無料(ただし、事前のお申し込みが必要です。)
〈申込方法〉:電子メール、ファクシミリ、もしくは電話にて下記までお申し込みください。なお、①参加される方の氏名(複数人分申し込まれる場合は、代表者の方のみで結構です。) ②参加人数 ③電話番号 ④歌舞伎全般や当日の演目についての質問(ご自由に記入ください)をお知らせください。
申込先
E-mail:oubo@kyoubun.or.jp
FAX:088-622-8123
TEL:088-622-8121