太棹三味線の伴奏で、物語の登場人物の台詞や仕草、感情、情景などすべてを表現する語り音楽「浄瑠璃」。楽譜のない浄瑠璃は、西洋音楽の影響を受けていない音曲といわれ、日本人の感性に寄り添う音楽です。浄瑠璃の中でも「義太夫節」は、江戸時代に人形芝居と融合し「人形浄瑠璃」として人気を博しました。
本大会では、徳島、大阪、兵庫から集まった義太夫節を愛好する小学生から30年以上のキャリアをもつ太夫、太棹三味線奏者が、素浄瑠璃(人形がつかない太夫と三味線による音楽形式)で披露します。
日々鍛錬を積み上げてきた太夫、三味線奏者たちによる多彩な浄瑠璃の外題の数々をじっくりとお聴きください。
※阿波人形浄瑠璃定期公演は11:00、14:00の2回上演します。
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