海部郡美波町出身で昭和の時代を代表する書家・小坂奇石(1901-91年)は、「線の行者」として、鍛錬の上に立った味わい深い線が魅力の作品を数多く残しています。また漢詩を作れる書家としても知られ、自作詩を題材にした作品も多く発表しています。詩の内容とともに高い書技と一体となった奇石作品の魅力を紹介します。
〇7月9日(日)13:30~15:00(要申込・申込締切 6月25日)
トーク「小坂奇石の漢詩と書」 佐藤芳越(璞社副会長)
〇7月17日(月・祝)、7月27日(木)11:00~11:30(申込不要・要観覧券)
展示解説 佐藤美和(当館専門職員)