落語の中の浄瑠璃

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落語も浄瑠璃も、江戸時代に成立した語り芸です。ひとりで何役も演じるのは共通していますが、落語は、語りのほか身振り・手振りも交えて物語を進め、扇子や手拭を使ってあらゆるものを表現するなど独特の芸。また、悲しい物語が大半の浄瑠璃に対して、落語はもともと「落とし噺」と言われ、最後に「落ち」がつくことを特徴とする、笑いが大きなテーマの語り芸です。

今回は、浄瑠璃とゆかりのある演目を落語でお楽しみいただきます。

  • 櫻亭笑太朗
    「軒付け」
    浄瑠璃が大流行した時代の話し。浄瑠璃の語りもうまければ良いが・・・へたな浄瑠璃は聞けたものでない。そんな味噌が腐るような浄瑠璃を語る連中が近所をまわって浄瑠璃の稽古をしようとします。いろんなハプニングのあるお話しです。

●   ふなき家小びん太
  「傾城阿波鳴門順礼歌」
    ふなき家小びん太の創作落語。人形浄瑠璃の傾城阿波の鳴門順礼歌の段をわかりやすく理解してもらえるように作っています。十郎兵衛が話しの最後に面白いことをやってくれます。定期公演の人形浄瑠璃と併せてお楽しみください。

  • 開催日
  • 2023.02.26(日)
  • 開催時間
  • 15:30〜16:30
  • 開催会場
  • 徳島県立阿波十郎兵衛屋敷

住所:徳島県徳島市川内町宮島本浦184

  • 入場料
  • 一般410円、高・大学生310円、小・中学生200円