人形浄瑠璃の新しい楽しみ方
緩急や強弱、高低、時にフシをつけ情感を込めて語る太夫。
たった一音でその人物の性格や感情までをも表現する三味線の音色、あたかも地面があるかのように歩く人形の手先や目線の繊細な動きなど、人形浄瑠璃の表現は四百年以上にわたって磨き抜かれてきました。それゆえ、一方で敷居が高くなってしまったのも事実です。
人形浄瑠璃の見どころ、聞きどころを解説してもらい、敷居を下げることで、これまで以上に輝きを増した人形浄瑠璃をお楽しみいただきたいと思います。
人形浄瑠璃講座 語り音楽の魅力「太夫の基礎/詩・地・フシ」
特別ゲスト:竹本友和嘉(太夫・三味線師匠)
・人形浄瑠璃とくしま座公演
「寿二人三番叟」 「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」