一昨年旗揚げ公演をした「阿波の国子ども歌舞伎」の2回目公演。今回の演目は、能の「花子」を原型にした歌舞伎「身替座禅」。あらすじは、“恐妻家の殿様は、太郎冠者を座禅の身替わりに仕立てて花子に会いに行き、ウキウキと朝帰り。しかし、そこには太郎冠者と入れ替わって待ち受けるヤキモチやきの奥方が。殿様は、太郎冠者とばかり思い込み、イチャイチャと様子を語るが、やがて・・”というもの。この「大人の話」を子どもたちがどのように演じるかが見どころの一つ。
指導は、システィーナ歌舞伎でもお馴染みの水口一夫先生。素人は演じる子どもたちだけ。舞台設営、衣裳、化粧、かつら、鳴り物など、全て歌舞伎に関わるプロの人たちが担当。
公募による小学生(1~6年生)9名は、6月からのお稽古開始以来、水口先生の優しくもキビシイご指導に応え、グングンと成長中!
当日は、元NHKアナウンサー葛西聖司さんのトークあり。