ヘルムス夫妻による朗読演奏会

終了しました

“1919年10月21日 愛するお母さん!
今日は板東でおおきな音楽イベントがある日です。”
この一文は、実際に板東俘虜収容所のドイツ兵俘虜が、母に宛てた手紙に書いた一文です。
かつて1917年から1920年までの3年間、徳島県鳴門市大麻町(旧:徳島県板野郡板東町)には、第一次大戦時のドイツ兵俘虜を収容した「板東俘虜収容所」が存在していました。収容所時代、ドイツ兵たちは手紙などの文献を多く書き記しました。
鳴門市ドイツ館では、ドイツ在住の日本人ピアニストである武田牧子・ヘルムス氏、及び、夫であるアルフレッド・ヘルムス氏を迎え、板東俘虜収容所にてドイツ兵たちが記した言葉をピアノ音楽にのせ、朗読演奏会として披露します。祖国から遠く離れて暮らすこととなったドイツ兵たちが当時、何を思い日々を送っていたのか、演奏会を通して窺い知ることができるかもしれません。

  • 開催日
  • 2014.10.05(日)
  • 開催時間
  • 開場 13:30
    開演 14:00

住所:徳島県鳴門市大麻町桧字東山田55-2

  • 入場料
  • 一般 2,000円
    (全席自由席、定員250名、未就学児童入場不可)