人形浄瑠璃の新しい楽しみ方
緩急や強弱、高低、時にフシをつけ情感を込めて語る太夫。たった一音でその人物の性格や感情までをも表現する三味線の音色、あたかも地面があるかのように歩く人形の手先や目線の繊細な動きなど、人形浄瑠璃の表現は四百年以上にわたって磨き抜かれてきました。それゆえ、一方で敷居が高くなってしまったのも事実です。
人形浄瑠璃の見どころ、聞きどころを解説してもらい、敷居を下げることで、これまで以上に輝きを増した人形浄瑠璃をお楽しみいただきたいと思います。
8月には浅香寿穂(徳島市立文化センター芸術監督)をお迎えして多方面から人形浄瑠璃の魅力を掘り下げていきます。
・人形浄瑠璃講座
演劇から見た人形浄瑠璃
特別ゲスト:浅香寿穂(徳島市立文化センター芸術監
・人形浄瑠璃とくしま座公演
演目「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」