四国3県の手仕事の粋を結集してつくる日本一心地よい風
竹うちわ制作講座〜 丸亀うちわ+土佐和紙+阿波藍〜
阿波十郎兵衛屋敷では、人形浄瑠璃とともに日本の伝統文化に触れる機会を設けていきたいと考えています。
今回の竹うちわ制作講座では、手すき和紙の中で最も薄く、丈夫さも兼ね備えた高知県の土佐典具帖紙(とさてんぐじょうし)を、徳島県の阿波藍で染め、この上なく涼やかな色合いを生み出した和紙と、うちわの骨は「小割」と呼ばれる通常の倍の60本に細かく割いた香川県の丸亀うちわの高度な技法でつくられたものを使います。
参加者のみなさまには、用意した藍染め和紙の中からお好きな柄をお選びいただき、「貼立(和紙を貼って乾燥)」、「型切り(鎌を当て木槌で叩いて骨と和紙を切り落とす。)」、「へり取り(うちわの周囲にへり紙と呼ばれる細長い紙を貼る)」、「耳貼り(うちわの両側に飾りの耳紙を貼る)」といった仕上げの作業まで行います。
また、和紙を貼って乾燥する間には、講師の河野竹克(丸亀うちわ夢風)氏による実演・解説もあり、職人の技を間近でご覧いただけます。
香川、高知、徳島、四国3県のよりすぐった手仕事を集めてつくる心地よい風を楽しめます。
■定員/
午前の部・午後の部
各回とも12名(先着順)
■お申込み開始日・方法/
令和5年6月17日(土)9:30から〜予約受付開始。
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷へ電話、FAX、メールでお申込みください。