人形浄瑠璃は、文字通り「浄瑠璃」という音楽と人形が出会って生まれた芸能です。
竹本義太夫が興した義太夫節の浄瑠璃は、人形に命を吹き込み、生きている人間のように動かすための音楽として成立し、発展してきたものですが、新しい出会いがあってもいいのではないでしょうか。
浄瑠璃人形遣いの勘緑さんは、長年、人形とさまざまなジャンルの芸術表現の出会いを探る試みをプロデュースしていますが、今回は、勘緑+木偶舎の人形に、フランス人チェリストのスタン・デュゲ氏、篠笛の阿部一成氏、廣川進氏とパスカリート氏のパフォーマンスが加わり、「魂魄(こんぱく)」をテーマとする芸術表現が繰り広げられます。
伝統芸能の世界に新しい風を吹き込み、新しいファンを生み出すことにつながっていってほしいと考えています。
※本公演は100席限定となります。
出演等/
音楽: スタン デュゲ ・阿部一成
パフォーマンス: 廣川 進、パスカリート
人形: 勘緑+木偶舎
制作: 木偶舎
構成演出: 勘緑・スタン デュゲ