
長年にわたり受け継がれてきた伝統的なものの中にこそ、その地域ならではの感性が宿っています。その感性は、ものづくりやまちづくり、経済活動にも活かされる地域の資産です。
2025年10月に閉幕した大阪・関西万博。徳島県は、関西パビリオン「徳島県ゾーン」に、藍染めを基調とし、空間全体を徳島の伝統工芸作品として構成した展示を行いました。農村舞台の襖絵をモチーフにした藍染めの龍や人形洋、人形尚の伝統的な阿波木偶、3Dプリンターによる木偶制作の可能性を探る展示など、伝統に根ざした未来の文化のあり方を考える機会を提供しました。このレガシーを継承していくため、阿波十郎兵衛屋敷において、万博の展示を再構成した展覧会を開催いたします。
