「存在のない子供たち」

終了しました

わずか12歳で裁判を起こしたゼイン。訴えた相手は自分の両親だ。裁判長から「何の罪で?」と聞かれたゼインは、まっすぐ前を見つめて「僕を生んだ罪」と答えた。
中東の貧民窟で生まれたゼインは、両親が出席届を出さなかったため自分の誕生日も知らない。法的には社会に存在すらしていない。学校へ通うこともなく、兄弟たちと路上で物を売るなど、朝から晩まで両親に働かされていた。

本作は リサーチに3年を費やし、監督が目撃し経験したことを盛り込んでフィクションに仕上げた。

苛烈なまでの中東の貧困と移民の問題に、一歩もひるむことなく果敢に挑んだ監督は、レバノンで生まれ育ったナディーン・ラバキー。
監督・脚本・主演を務めたデビュー作「キャメル」が、いきなりカンヌ国際映画祭の監督週間で上映された逸材だ。

  • 開催日
  • 2020.08.16(日)
  • 開催時間
  • 10:30
    13:10
    15:50
    18:30
    ※4回上映
  • 開催会場
  • 徳島市シビックセンターさくらホール

住所:徳島県徳島市元町1丁目24番地

  • 入場料
  • 徳島でみれない映画を見る会の例会で会員制
    当日会場で入会してみることができます
    入会金:1000円
    月会費:1000円
    ※初回は2か月分をお納めください
  • お問い合わせ
  • 徳島でみれない映画を見る会
    TEL:088-631-5847
    FAX:088-631-5848