全国に残る人形浄瑠璃で使用されている人形のほとんどは、「阿波に関係ある人形師の作品である」と言われるほど、徳島から多くの優れた人形師が生まれています。
現在でも、プロ・アマを含め40名ちかくの人達が、人形の制作活動を続けており、阿波人形浄瑠璃を支えています。
目が動いたり、口が動いたりと色々な種類のカラクリがある頭(人形の頭)。
中でも、「ガブ」や「妲己」と呼ばれる、綺麗な女性が一瞬で鬼のような顔に変化する珍しい頭もあります。この度、観ている観客をわっと驚かせ、物語の場面をより一層盛り上げてくれる様々な「変化する人形」を特別展示するとともに、人形師の繊細で丁寧な技を間近でご覧いただける制作実演を行います。
また、5月4日にはチラシの表紙にもなっている人形が登場する「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら) 渡し場の段」の特別上演もございますのでゴールデンウィーク期間中に、子どもから大人の方までお楽しみいただける人形浄瑠璃の面白さに触れてみませんか。
【木偶展】
様々に変化する人形を展示
日 時/
2019年4月27日(土)-5月6日(月)9:30~17:00
【制作実演】
人形師の丁寧な技を間近で見えます。
日 時/
2019年4月28日(日)-4月29日(月)、
5月 3日(金)-5月 6日(月)
各日10:00~12:00、13:00~15:00
【特別公演】
日 時/
2019年5月4日(土)15:00~16:00
外題 「日高川入相花王渡し場の段」
「寿二人三番叟」
出演 太 夫/竹内雅代
三味線/鶴澤友輔
人 形/阿波人形浄瑠璃研究会青年座
協力/
阿波木偶作家協会、(公財)徳島県文化振興財団
助成/
財団法人地域創造、あわ文化創造支援事業