
株式会社 絹や(徳島県徳島市)は、2026年9月5日(土)から13日(日)まで、「真木テキスタイルスタジオ展」を開催します。
真木テキスタイルスタジオ(東京都あきる野市)を主宰する真木千秋は、約30年前から、東京・沖縄・インドを舞台に手仕事を続けてきました。
大地に根ざした素材の力に魅了され、糸や染料となる植物を自ら育てたいという思いから、2012年、ヒマラヤの麓に工房「ganga maki(ガンガ・マキ)」を開設。植物を育て、素材を収穫し、染め、織るという一連の営みから、自然の力を宿した布を生み出しています。
ここ数年、インドでの藍の仕事は、藍畑へ牛糞を運ぶことから始まります。土をつくり、耕し、月の満ち欠けを見ながら種をまく。青々と育った藍葉を刈り取り、泥藍をつくり、灰汁発酵建てで染める。
土と太陽と水から生まれる青には、その年の自然が映し出され、毎年わずかに異なる色の揺らぎが現れます。
本展では、素材となる植物と共に暮らし、自然のリズムと響き合う手仕事から生まれた真木テキスタイルスタジオの染織作品をご紹介します。植物から布へとつながる時間、その土地の光や風を映す色、手で紡ぎ、染め、織ることで生まれる豊かな表情をご覧ください。
【真木千秋】
「近年の私のものづくりは、素材となる植物と共に暮らす日々の中から始まっています。植物から生まれた素材に触れていると、ふっと浮かんでくるものがあり、それをただ形にしていく。自然のリズムと響き合うように手が動いたとき、その力と美しさに出会うことができます。」
・ストール シャディ
ジャカード織りの地模様に、 透ける部分には藍と柘榴で先染めした絹糸を、 あたたかくふくらみのある部分にはメリノウールを組み合わせて織り上げました。 よこ糸に用いた野蚕の絹、タッサーシルクの手紡ぎ糸の風合いと、 ウールのぬくもりが、やさしく身を包み込みます。
・ふくふくプルオーバー
2種類のウールでふっくらと織る「ふくふく」布は軽くて暖かいです。
こちらの「ふくふく」生地は白のヒマラヤウールと赤色のメリノウールを合わせたデザイン。柔らかい印象で冬に向けてぴったりな色目です。
タッサーシルクを茜で何度も染め重ねたコックリとした色合いで仕立てたスカートは軽く、ふんわり温かい風合いの一枚です。
