日本国内にもさまざまな人形芝居があります。大阪の乙女文楽座では、三人が一体の木偶を遣う阿波人形浄瑠璃とは異なり、 女性がひとりで人形を操ります。ダイナミックな動きというより、女性らしいしなやかで艶やかな動きで人形が舞います。
「乙女文楽」は、大正14年に大阪で誕生し、庶民の娯楽の一つとして親しまれていましたが、戦争や座員の結婚等でやむなく解散。52年ぶりの平成6年に大阪で「乙女文楽座」が復活しました。
阿波人形浄瑠璃の拠点施設「阿波十郎兵衛屋敷」で、大阪の乙女文楽公演を実施することにより、一人でも多くの方に、人形浄瑠璃という芸能に感心を持っていただきたいと考えております。
▪️【公演】
二人三番叟
艶容女舞衣 酒屋の段
義経千本桜 道行初音旅
=解説=
乙女文楽の人形の遣い方
関連URL→徳島県立阿波十郎兵衛屋敷HP