零下40度を超える厳冬のシベリアで
死と隣り合わせの日々を過ごしながらも
妻を想い、仲間を想い
絶望に立ち向かい続けた男がいた
鬱屈した時代に光を灯す、心震える〈愛の実話〉が誕生。
第二次大戦後の1945年・シベリア、死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと交わした再開の約束を胸に、一緒に過ごせる日々が訪れること信じ、耐えた。
劣悪な環境下では、日本人同士の争いも絶えなかった。戦争で心の傷を負う者。田日本軍の階級を振りかさし続ける者、過酷な状況下で変わり果ててしまう者…・・山本は彼らを分けてなく励まし続けた。更に、青年たちには学間を教え、希望を唱え続けた。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた捕虜たちの心を次第に溶かしていく。
関連サイト→あなんで映画をみよう会HP