薩摩琵琶演奏会

終了しました

浄瑠璃をはじめとする、物語に節をつけて語る声と楽器による音楽を「語り物」といいます。この語り物の源流が、鎌倉時代に成立した、琵琶法師が琵琶の伴奏で弾き語りをする「平曲」です。

室町時代になると、琵琶法師のなかに、当時流行している歌謡や語り物を演奏する者も現れます。また琉球から伝わった三線(さんしん)を、琵琶法師らが改良を加え、バチを使うようになり、蛇皮を猫皮に替えるなどして三味線として、語り物や歌謡の伴奏楽器として広く普及していきます。

なかでも、浄瑠璃姫と牛若丸の恋物語が大人気となり、のちに三味線が伴奏楽器となり、人形が加わり、「浄瑠璃」が語り物の代名詞となりました。

このように、琵琶と浄瑠璃は非常に濃い血縁関係にあるのです。この機会に、浄瑠璃の源流である琵琶の演奏をお楽しみください。

〈プログラム〉
・演奏
「茨木」
「耳なし芳一」
「雪晴れ」

・演奏終了後に琵琶体験コーナーあり

徳島県立阿波十郎兵衛屋敷HP

 

  • 開催日
  • 2025.02.01(土)
  • 開催時間
  • 15:30~17:00
  • 開催会場
  • 徳島県立阿波十郎兵衛屋敷

住所:徳島県徳島市川内町宮島本浦184

  • 入場料
  • 一般 410円
    高・大 310円
    小・中 200円
  • お問い合わせ
  • 徳島県立阿波十郎兵衛屋敷
    Tel :088-665-2202
    Fax:088-665-3683