身体が光をまとい、データが躍ねる。
徳島の「阿波おどり」、沖縄の「エイサー」、そして「コンテンポラリーバレエ」。3つの演舞を、拡張現実(AR)が彩ります。AR(Augmented Reality=拡張現実)とは、わたしたちがいつも視ている世界にデジタル情報を合成する技術です。劇場公演プログラム「ハイパーモーメント」では、オリジナルで製作されたAR演出システムが、なにもない舞台空間に雪を降らせたり、風を吹かせたりします。演舞や生演奏の音楽、そして、演者とともに動くカメラマンに呼応して、表情ゆたかなAR表現がリアルタイムで生成され、現実と空想の2つの世界を接続します。それぞれの芸能の迫力ある演舞や演奏とともに、背景に映しだされるもうひとつの情景を同時に観覧することで生まれる、想像を刺激する2つの世界をお楽しみください。
〈出演〉
阿波おどり振興協会(阿波おどり)、創作芸団レキオス(エイサー)、
鈴木絵理(コンテンポラリーバレエ)、杉本亮(ピアノ)
〈演出〉
構成・演出=GRINDER-MAN、AR演出=ライノスタジオ
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ハイパーモーメントは、2024年2月から3月にかけて徳島から沖縄へ巡回します。芸能とテクノロジーの、分野を超えた連帯と約1年間におよぶ協同を通して、今に伝わる踊りと最先端のデジタル表現が結びついたオリジナル演目を発表します。
AR演出ってなに?AR演出がわかる映像はこちらからご覧いただけます。
ハイパーモーメント特設サイト→https://hyper.grinder-man.com/